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> ◯上敏◯先生がグラハム・エーカーの普段の言動を見て


#G00

そういえば今日のアンチヒーローも面白かったです。毎回言ってるけど続きが気になる!
挑発&脅迫の意を込めた花束でなく書類で辺り一面を滅茶苦茶にするの、明墨が自分自身を「怒りを表出させる資格がない=伊達原と同じ側の人間」だったと理解しているからと思った。

これはアンチヒーローのシナリオと関係ない話題だけど、フィクションの刑事もの・法廷ものの犯行動機に「加害者には殺人を犯すだけのやむを得ない事情があった(被害者は殺されるに値する行為をしていた)」というのがままあり、このフォーマットが長期間・一定数・定期的に視聴者へ流されている影響についてふと思った。
リアルタイムの報道を見ていると、現実の事件の被害者に対して「殺されても(あるいは犯罪被害にあっても)仕方がなかった」という意見が不特定多数から出てくることがある。
これは公正世界仮説そのままなんだけど、娯楽としてのフィクションが現実の私たちの認知バイアスを強化してる部分があるんじゃないかと思った次第です。
ニュースを見ていると「これは流石に…」と思うようなケースもあるけども、正直なところ現実は娯楽ほど単純ではない…。人命と縁遠いイメージの窃盗や詐欺・誹謗中傷にしても被害者や加害者・双方の関係者、捜査員やケアラー等々の職業人にまでとてつもないエネルギーを消費させる。

アンチヒーローは冤罪という磁場によって大勢の人生が変わっていく不可逆性について扱っていると思っている。明墨はどんなに弁護人を無罪にしても、アンチヒーローの物語の中では未来永劫ヒーローになれない。
今回のラストで伊達原が「明墨と自分は似ているところがあったけど、結局彼はヒーローには向いていなかった」と言っていたけど、それは日本社会で99.9%判断が是とさせる検察側の価値基準ならそうだろう。
取り返しのつかない誤りを自分のため、あるいは前回の瀬古判事のように社会や誰かのためだと言ってすり替え、隠し続けるのが良しとされる世界にいるからこそ、明墨の行いは「アンチ」ヒーロー的なのだ。
もう一つ言うと彼も冤罪に加担していた。既に取り返しのつかない罪を犯している人間が、フィクション上のヒーローたり得るのか?という点も、視聴者側で揉まれる話題になる気がしている。

#ドラマ #アンチヒーロー

EDIT

たまらんので9時から飲酒を始めていたけども、今週のアンチヒーローはトントン拍子で話が進んでた。

サブ登場人物の役者さんの演技がそれぞれ良かったなぁ…。
瀬古判事の言っていることってやろうと思えば何話も深掘りできるほど深刻なんだけど、彼女が野村萬斎(役名失念!)の尻をグッと掴んでるシーンでギョッとした自分としては、男性社会の中で頂点に立とうとした時に自然と内面がマチズモ化したんだろうと感じた。もっと良くない方向性かもしれないが…。こういうさりげないメッセージが上手いドラマではなかろうか。

それと赤峰の黒い笑みの後にアンチヒーローのタイトルシーケンスが入ったのが示唆的だった。
もう一つ言うと明墨が瀬古判事と対峙するシーンのライティングも良…。まさにダークヒーローという感じで。

ここまで観た感じ、明墨は頭の回転が速いのは勿論交渉(脅迫ともいう)する時のトーンが人によって違ってて、激情家には捲し立てるように煽りに煽り、影のある人には真綿で絞めるような尋問をしてて怖い。弁護士というが仕草は詐欺師風のところがあって観てるこちらも100%信用が置けない怪しさがあった。
でも来週からその印象も決定的に変わるのかも。

ぼちぼち感想も書いてみたところでアクマゲームに移りますので…。🍾
#ドラマ #アンチヒーロー

EDIT

3人の弁護士のナラティブが交差して1つになってきた…。
瀬古判事、赤峰の受け持っていた暴行事件を冤罪にしてるようなのに(声が特徴的な役者さんなのでそう思った次第)何で何話もしれっと出てきてるんだ…?と訝しんでいたので今夜の回で納得がいった。
来週も楽しみ!でも縦軸と関係ない裁判も単発で観てみたかったので少し寂しい。
#ドラマ #アンチヒーロー

さてアクマゲームを観ながら呑み直すか…(おしまい)

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